Newニンテンドー2DS LLは、従来までのメイン機種3DSから3D機能を削除する事により価格を抑えて2017年7月に発売されています。
- ニンテンドーNew 3DSLL:18,800円+税
- ニンテンドーNew 2DSLL:14,980円+税
プロモーション映像を見る場合は3D機能を使ってみると迫力がありますが、プレイ中は全く3D機能を使わない方も多いと思います。
ニンテンドーNew 3DSLLとの価格差も約4,000円あってお得感がある事から、2DSLLはDSシリーズの主役になっていくと予想されます。
ただいくら値段が安くても3DSから買い替える場合、新しく種変機器も購入する必要があると結局高くなってしまうんじゃないかと気になる方もいると思います。
今回は2DSと3DSどっちを購入しようか迷っている方へ、ニンテンドーNew2DS LLとニンテンドーNew3DS LLとの違いを説明します。
そしてニンテンドーNew 3DSからニンテンドーNew 2DSに買い替える方へ、3DSの周辺機器で使えるモノと使えないモノを解説しますので参考にして下さい。
ニンテンドー2DSと3DSの違いを紹介!
まずは基本情報の比較です。
New ニンテンドー2DS LL | New ニンテンドー3DS LL | |
発売日 | 2017年7月13日 | 2014年10月11日 |
価格 | 14,980円+税 | 18,800円+税 |
サイズ | 縦86.36mm・横159.36mm | 縦93.5mm・横160mm |
厚さ | 20.8mm | 21.5mm |
重さ | 260g | 329g |
一番大きな違いは、3D機能が有るか無いかで価格が約4,000円違うところだと思います。
「安いから他の性能も落ちているんじゃないの?」
と思う方もいると思いますが、CPU性能・バッテリー性能・画質(解像度)は全く同じです。
ただ3D機能を搭載するため液晶の種類が違います。
3DSはIPS液晶を使っていて2DSはTN液晶を使っています。
- IPS液晶:視野角(見る角度)によって輝度変化と色変化が少ないメリットがあるが、コントラスト比と応答速度が上げにくく流通が少ないので高価なデメリットがあります。
- TN液晶:駆動電圧と安価なメリットがあるが、視野角によって輝度変化と色変化が大きいデメリットがあります。
3D機能を搭載する為に液晶モニターを変える必要が有り、この液晶モニターで価格差が出ていると考えられます。
2DSに使用されているTN液晶は、現在モニターの主流でPCモニターの多くはTN液晶です。
TN液晶メリットである価格の安さと応答速度の速さが2DSに最適で、2DSはほぼ正面からしか画面を見る事が無いので、TN液晶のデメリットである視野角の狭さを感じる事は無いのでデメリットは気にならないと思います。
サイズと重さの違いを解説!
New 2DS LLはNew 3DS LLに比べて、縦方向の大きさが若干小さくなっています。
そのため左右の人差し指で操作するL/Rボタンの距離が違くなり、手が小さい方にとってはL/Rボタンが操作しやすくなっています。
あまり使う事は少ないと思いますが、L/Rボタンのさらに奥にあるZL/ZRボタンも押しやすくなっています。
そして重さが約20%軽くなっています。
New 2DS LLが260gでNew 3DS LLが329gなので約70g差があり持ち比べてみるとかなりの違いを感じると思います。
New 3DS LLをプレイしていて腕が疲れたと感じる方も多いと思いますので、この重さの軽減は嬉しいです。
ちなみに任天堂スイッチの携帯モードだと約400gありNew 3DS LLより更に重いのでそりゃ腕が疲れますよね。
周辺機器の違いと共通して使えるモノを解説!
一番気になるのがソフトが使えないモノがあるかどうかだと思いますが、基本的に2DS LLか3DS LLならDSシリーズの全てのソフトをプレイする事が出来ます。
New 3DS専用ソフトも2DS LLでは使用できます。
そして充電器も2DS LLと3DS LL共通で使えますが、どちらも充電器(ACアダプター)はセット内容に含まれていませんので別売りで購入する必要があります。
ニンテンドー3DS/ニンテンドー2DSなどに付属されているACアダプターは、2DS LLと3DS LLどちらにも使えます。
ACアダプター端子(差込口)や内部CPUは全て同じなので、ほとんどの周辺機器を共通で使う事が出来ます。
同梱の付属品は全て同じ。
2DS LLと3DS LLで共通して使えない周辺機器!
共通して使えない周辺機器は『拡張スライドパッド』『カバー』など縦横のサイズに合わせて装着するようなモノは共通して使う事が出来ません。
任天堂純正製品だとどの製品に対応しているか表示されているので、間違えて購入する事は無いと思いますが、純正以外の製品を購入する時はサイズが違う事をチェックして下さい。
3D画面が必要ないなら断然2DSがおすすめ!
今回は、ニンテンドーNew 2DS LLとニンテンドーNew 3DS LLとの違いを解説しました。
任天堂スイッチは定価が29,980円で、TVモードに加えて携帯モードで携帯ゲーム機として使えるので、ニンテンドーNew 3DS LLの18,800円だと少し高い感じがしますね。
ニンテンドーNew 2DS LLが14,980円で発売された事により、任天堂スイッチと比較しても携帯ゲーム機としては2DS LLを選択する方も多いと思います。
3D機能が必要ない方にとっては、性能面の劣化が無く価格が安くなったニンテンドーNew 2DS LLはとても優秀な携帯ゲーム機だと思います。
外出先で使う携帯ゲーム機として、New 2DS LLはとてもおすすめです。
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