任天堂3DSは、画像データやダウンロードデータなどを記録するためにSDカードが内蔵されています。
最初から内蔵されていて、ドライバーを使ってカバーを外さないと見えない為「SDカードの容量が足りない」とエラーメッセージが出て初めてSDカードの存在に気が付く方も多いと思います。
SDカードの容量が足りなくなった時は『SDカードを交換』『SDカードの不要なデータを消す』などの方法があります。
今回は、SDカードの容量が足りなくなった時に対処法とおすすめのSDカードを紹介します。
3DSのSDカード容量が足りなくなった時の対処法!
SDカードの容量が足りなくなった時は、『SDカードを交換』『SDカードの不要なデータを消す』どちらかの方法を取る事になりますが、どちらにしてもSDカードを取り出す必要が有ります。
SDカードの交換(取り外し)はドライバー1本で簡単に出来ます。
2DSの場合は側面のカバーを手で外してSDカードを取り出せるようになっているので、工具は必要無いです。
SDカードを購入する時の注意点!
新しいSDカードを購入する時の注意点は3つあります。
この3つの注意点を知っていれば、自分で自分に合った3DS用のSDカードを選ぶことが出来るようになります。
めんどくさい方は、下記のおすすめSDカード紹介まで飛ばしてもOKです。
SDカードの容量の選び方!
3DSのSDカードはモデルによって内蔵されているSDカードの規格(種類)が違います。
- 旧型3DS/3DSLL :SDカード・SDHCカード
- New3DS/New3DSLL:microSDカード・microSDHCカード
SDカードとSDHCカードの違いは、容量が違う事で名前が違うだけです。
- SDカード:2GBまでの容量
- SDHCカード:4GB~32GBまでの容量
- SDXCカード:64GB~128GBまでの容量
3DSに対応しているのはSDカードとSDHCカードだけで、一番容量が大きいSDXCカードは対応していません。
容量が大きいからデータがいっぱい保存出来て良さそうと考えて,SDXCカードを3DS用に購入しない様に注意して下さい。
自分がどのモデルを使ってるか分からない方は特に、カバーを取り外して内蔵されているSDカードを確認してから新しいSDカードを購入するようにして下さい。
ソフトのダウンロード(体験版も含む)は、1つのソフトに付き1GB~2GB程の容量が必要です。
ダウンロードして遊ぶ可能性がある方は、SDHCカードの32GB容量ある製品を購入する事をおすすめします。
3DSには使えないSDカードもある!
SDカードやSDHCカードでも全て3DSに対応している訳ではありません。
対応していないSDカードを挿入すると『SDカードが認識できない』と表示されてゲームを始める事が出来ないソフトもあります。
PCを使ってSDカードをフォーマットすれば使えるようになるSDカードも多いですが、新しく購入するのであれば最初から3DSに対応しているSDカードを購入しましょう。
対応しているSDカードには3DS対応と表記されている製品が多いです。
SDカードの性能でロード時間セーブ時間が違う!
SDカードのデータを3DS本体が読み込む時間(待機時間)はSDカードの性能で変わってきます。
待機時間は出来るだけ短い方が良いですよね。
読み込み速度は、CLASSという単位で表示されていてCLASS2(2MB/sec)・CLASS4(4MB/sec)・CLASS6(6MB/sec)CLASS10(10MB/sec)の4種類があります。
CLASS2(2MB/sec)は、1秒間に読み込めるデータ量が最低2GBという意味です。
CLASS10(10MB/sec)では、1秒間に読み込めるデータ量が最低10GBなので、CLASS2と比べると5倍の速度で早くデータを読み込める性能を持っています。
読み込み性能が良くなれば価格にも影響してきますが、使用頻度が高い3DSの読み込み時間に影響するのでCLASS10(10MB/sec)のSDカードを選ぶことをおすすめします。
SDカードのデータを消す方法!
SDカードのデータの消し方は主に『3DS本体操作で消す』『SDカードをPC差し込んで消す』の2つの方法があります。
PCが使える環境の方は、PCを使ってデータを消す方法の方が圧倒的に早くて簡単なのでおすすめです。
PCでのやり方はSDカードさえ取り出せたら、データ消去も保存も簡単だと思います。
3DS本体でのデータ消去方法(ダウンロードソフト)!
- 本体設定を選択
- データ管理を選択
- ニンテンドー3DSのデータ管理を選択
- ソフト管理を選択
- 消したいデータを選択
3DS本体でのデータ消去方法(写真/ムービー)!
- ニンテンドー3DSカメラを起動し写真/ムービーを見ると選択
- 写真/ムービーをタッチするとゴミ箱のマークが出現する
- ゴミ箱のマークをタッチして消去する
写真/ムービーを一括消去する場合!
- ニンテンドー3DSカメラを起動
- データ管理を選択
- 全てを消す「SDカード」を選択
SDカードのデータを消す手順がめんどくさくて初期化して全部消そうと考える方もいるかもしれませんが、初期化してもSDカード内の写真/ムービーは消去されません。
初期化すると本体メモリに保存されているデータが消えて設定する手間が増えるので、SDカードの容量を増やす為の本体初期化はおすすめ出来ません。
初期化する事で消えるデータと残るデータはこちらで紹介していますので、参考にして下さい。
3DSにおすすめのSDカードを紹介!
まずはNew3DS用のmicroSDカードを紹介します。
価格は変動しますので、参考程度にお考え下さい。
任天堂純正New3DS用microSDカード
- 価格 :5,980円(32GB)・3,989円(16GB)
- 容量 :32GB・16GB
- CLASS :CLASS4(4MB/sec)
どーしても任天堂純正が良いという方は純正SDカードもありますが、性能からいうと少し割高な製品になってしまいます。
読み込み速度もCLASS4(4MB/sec)と最速のCLASS10(10MB/sec)の倍以上の読み込み時間が掛かってしまいます。
Transcend microSDHDカード
- 価格 :1,980円
- 容量 :32GB
- CLASS :CLASS10(10MB/sec)
この価格で32GB容量、さらに読み込み速度CLASS10(10MB/sec)と最高品質です。
Transcend(トランセンド・ジャパン)はあまり聞き慣れないメーカーかもしれませんが、メモリ関連商品の世界シェア第3位の大手メーカーです。
アマゾン限定の格安モデルとなっていますので、店頭では販売していません。
SDカードカートリッジも付いていますので旧型3DSにも使えます。
Transcend microSDHDカード TS32GUSDHC10U1
- 価格 :2,969円
- 容量 :32GB
- CLASS :CLASS10(10MB/sec)
先ほどの製品の上位バージョンです。
最大読み込み速度90MB/ secと最大書き込み速度45MB/ secの速さが特徴です。
現在のCLASS表示はCLASS10(10MB/sec)が最高ランクですが、同じCLASS10でも90MB/ secだと9倍速い性能が期待できます。
値段は上がってしまうますが、より早いロード時間セーブ時間を求める方にはおすすめです。
旧型3DS用のSDカードを紹介!
任天堂純正3DS用SDカード
- 価格 :4,799円(16GB)・2,835円(8GB)
- 容量 :16GB・8GB
- CLASS :CLASS4(4MB/sec)
やはりこちらも性能の割には割高な値段になっています。
Transcend SDHDカード
- 価格 :2,700円
- 容量 :32GB
- CLASS :CLASS10(10MB/sec)
最大読み込み速度90MB/ secでこの価格は他の製品では考えられないと思います。
SDカードを使う機器が少なくなってきていて、選べるSDカードがあまり無くなってきています。
スマホなどに使用するので競争が激化しているmicroSDカードは次々と新しく性能が良い製品が安く発売されています。
microSDでもSDカード差込口に使えるカートリッジが付いてる製品がありますので、旧型3DSでもカートリッジ付きのmicroSDを購入しても良いと思います。
3DSの思い出をSDカードに残していこう!
おすすめするSDカードがトランセンドジャパンの製品だけになってしまいましたが、トライセンドを推している訳でなないです。
microSDはどんどん新しい製品が発売されていますので、より高性能で低単価なmicroSDも出てくるはずです。
現状では、3DS用のSDカードとしてトランセンドジャパンの製品が圧倒的におすすめできる製品なので紹介させて頂きました。
SDカードを購入する時には注意点を参考に、自分に合った容量と価格の製品を選んで購入するようにして下さい。
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