『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストII悪霊の神々』『ドラゴンクエストIIIそして伝説へ』のダウンロード版を3DSとPS4での配信が決定しました。
これは2017年8月6日に開催されたドラゴンクエスト夏祭りで、スクウェア・エニクスが発表したものです。
リリース直前の発表となりましたが、これもドラクエ誕生30周年の記念の一環として用意されていたようです。
今回は、配信が決定した【ドラクエ1・ドラクエ2・ドラクエ3】の発売日や価格などを紹介します。
【ドラクエ1・ドラクエ2・ドラクエ3】3DSとPS4の発売日と価格
- ドラクエ1:8月10日配信600円(税別)
- ドラクエ2:8月10日配信850円(税別)
- ドラクエ3:8月末配信1,500円(税別)
3DS版もPS4版どちらも配信日は同じになっています。
価格がずいぶん違いますが、遊ぶ時間を考えたらドラクエ3が一番高いのは納得ですね。
ドラクエ3は、累計販売本数380万本と歴代ドラクエシリーズでも3番目に売れているタイトルになります。
ドラクエを買うための販売店に並んでいるニュースが連日放送されていた記憶がある方もいると思います。
今はドラクエ11をやっている方も多いと思いますが、ドラクエ11がひと段落しそうな時期に過去の名作をプレイ出来るのは嬉しいですね。
1986年に発売されたドラクエ1は、ドラクエ2、ドラクエ3と関連あるストーリーで作られていて『勇者ロトの伝説シリーズ』と呼ばれています。
ドラクエシリーズは様々なゲーム機でリメイク作品が発売されていますが、今回の配信で3DSではオンライン専用のドラクエ10以外の全ての家庭用ゲーム機で発売されたドラクエシリーズ全タイトルがプレイ出来るようになりました。
現在の所は、今回配信される【ドラクエ1・ドラクエ2・ドラクエ3】の内容が原作からどのようにリメイクされている作品なのか発表されていません。
配信限定という販売形式をとっている事から、ゲームシステムに大きな変更はなくそれぞれのハードに対応させた変更のみとなりそうです。
グラフィックが改善されているだけでも価格が安いので、十分満足出来るのではないでしょうか。
【ドラクエ1・ドラクエ2・ドラクエ3】の特徴を紹介!
どれをやったらいいのか迷ってしまう方が多いと思うので、【ドラクエ1・ドラクエ2・ドラクエ3】それぞれの特徴を紹介します。
基本システムはここから生まれた『ドラゴンクエスト』の特徴!
ストーリー | プレイヤーは勇者ロトの血を引く勇者として、竜王にさらわれた姫を救い出すために竜王を倒す |
システム | 最新作と同様で、敵を倒して経験値を得て主人公をレベルアップして強い装備を揃えて冒険を進める |
攻略のポイント | 町の人々から話を聞いて、それをヒントに冒険を進めていく! |
備考 | 主人公の名前によって、初期ステータスとレベルアップ時のステータスの伸びが変わる |
ドラクエ1は、主人公1人で冒険を進める事となり習得する呪文は10種類あります。
装備は武器・鎧・盾の3種類装備可能で、新しい装備品に変えるとそれまで装備していた物はその場で売却か破棄されるシステムになっていました。
ダンジョンの洞窟は完全な真っ暗になっていて、アイテムの「たいまつ」か呪文の「レミーラ」を使って周囲を明るく照らすシステムになっています。
仲間システムが採用された『ドラゴンクエストII悪霊の神々』の特徴!
ストーリー | ドラクエ1の舞台から100年後にロトの末裔である主人公が教祖大神官ハーゴンを討伐する |
システム | 前作はアフルガルド1国の物語だったが、今作はアルフガルドを含む全世界が舞台になりマップの広さが6倍以上になった |
攻略のポイント | アイテムを使用する事でストーリーが進むので、アイテムを集める事が重要 |
備考 | シリーズ最初の裏ボス「破壊神シドー」が登場 |
最新作まで続く裏ボスシステム以外にも、仲間システムが登場したことに伴い「魔法使い」などの職業システムの原型も作られた作品です。
「ベホマ」「イオナズン」「ザオリク」など定番の呪文の多くも、ドラクエ2で登場しています。
職業システムが登場した『ドラゴンクエストIII』
ストーリー | 第1作目よりも昔の時代を舞台にして2つの世界を行き来して魔王バラモスを倒す冒険をする |
システム | 職業システムの転職する事により育成の選択肢が出来て、現実の地球の地形を元にしたマップになっています |
攻略のポイント | レベルの上限が一気に99に上がったので、レベル上げをする事により攻略が楽になります |
備考 | 女性専用装備が複数存在するので、こだわりなければ女性有利 |
ドラクエ2ではレベルの上限が35でしたが、ドラクエ3になって一気に99まで上がりました。
職業を自由に選んで転職も出来るようになったので、時間をかけて育成すればするほど冒険を楽に進める事が出来るようになったので、自分次第で攻略難易度を調整出来るようになっています。
この考えはスクウェア・エニックスのゲーム作りに現在も活かされていて、ドラクエやFF(ファイナルファンタジー)最新作も、ストーリーを進める上での難易度は低く設定して、やりこみ要素で難易度を上げて作られています。
呪文の種類もドラクエ2の22種類から、ドラクエ3では60種類と一気に増えて、呪文が系統別に別けられた最初の作品になります。
2017年の夏はドラクエ漬けで過ごそう!
今回は8月中に一気に配信される【ドラクエ1・ドラクエ2・ドラクエ3】を紹介しました。
どの作品を購入するか決まりましたか?
過去のリメイク作品をプレイしている方は分かっていると思いますが、現在のRPGゲームよりもクリアするまでの時間がずいぶん短いです。
普通にクリアするだけならドラクエ1で10時間前後、ドラクエ2で20時間前後、ドラクエ3でも25時間前後で終わってしまいます。
最速タイムを目指してプレイする方は、ドラクエ3でも3時間30分ほどでクリアする方もいるぐらいです。
自分のペースで楽しむのが一番ですが、ドラクエ熱が高まっている時に一気にプレイするのも楽しいと思います。
ドラクエ30周年の流れに乗って、思いっきりドラクエを楽しみましょう!
コメント