PS4の回線速度を上げる方法を紹介。速度を向上させて通信トラブルを劇的に改善!

家庭用据置ゲーム

PS4をプレイしていてインターネット通信が遅かったり不安定だと感じる方は多いと思います。

通信プレイをしている時に回線速度が遅いと、反応が悪かったり回線落ちしてゲームを楽しむことが出来ないです。

回線速度が遅いのは様々な原因が考えられますが、原因を突き止めて適切な改善方法をとる事が大切です。

今回は、PS4の回線速度が遅い原因を調べて改善する方法を紹介します。

PS4の回線速度が遅い原因!

回線速度が遅いと気になっている方はまず2つの数値を測定して下さい。

1つ目はPS4で測定する回線速度で2つ目はPCで測定するping値です。

回線速度とping値の目安は?

どれぐらいの回線速度なら大丈夫なのかは、プレイするゲームによって変わってゲームによって推奨する最低速度が設定されています。

どんなゲームも快適にプレイするには回線速度(ダウンロード・アップロード)共に5Mbps以上、ping値50ms以下が必要です。

まずはPS4を使って、現在の回線速度を測定してみましょう。

  1. PS4メニュー画面の「設定」
  2. 「ネットワーク」→「インターネット接続を診断する」

診断すると下記のような内容が表示されます。

IPアドレス取得 IPアドレスを取得出来たか(成功なら問題なし)
インターネット接続 インターネットに接続できたか(成功なら問題なし)
Play Station Networkサインイン Play Station Networkにサインイン出来たか(成功なら問題なし)
NATタイプ PS4がインターネットにどのように接続しているかがタイプ1~タイプ3で表示される
通信速度(ダウンロード) インターネット上の情報をPS4で見るときの速度
通信速度(アップロード) PS4からインターネットにデータを送る時の速度

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通信速度が遅いときに確認する項目は、通信速度(ダウンロード・アップロード)です。

回線が込み合っている休日の昼間などは遅く表示され、平日の深夜などでは早く表示されるので、込み合っている時間帯での測定をおすすめします。

そして回線速度は常に一定ではなく、早くなったり遅くなったりブレ幅があります。

PS4の回線速度測定で表示される回線速度は平均値で、ブレ幅が大きい環境だと十分な回線速度が表示されているのに、通信が途切れてしまうなどの症状が起こります。

あくまで測定値は目安と考えて下さい。

回線速度よりもping値が重要?

ping値は簡単に説明するとネット回線速度の安定性です。

FPSや対戦ゲームなど通信が不安定だとまともにプレイ出来ないゲームをするには、回線速度だけではなくping値が重要です。

ping値は低ければ低いほど回線速度が安定していて、50ms以下だとどんなゲームでも安定した通信プレイが出来る数値です。

ping値を測定するにはPS4本体では出来ず、PCを使って『Speedtest.net』などのサイトで測定する必要があります。

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これは回線自体のping値を測定してくれますので、50ms以下の場合有線接続であればほとんど問題なく快適にPS4をプレイ出来ます。

ただ無線(Wi-Fi)の場合、回線自体の回線速度とping値が問題なくても、ルーターや中継器を経由する事で回線族度やping値が落ちてしまいます。

ネット通信でFPSや対戦ゲームをやるガチ勢はほとんどの方が有線でプレイしていますが、無線の利便性を必要としてWi-Fi接続する方は下記で説明する改善方法を試して無線での回線速度を上げて下さい。

PS4の回線速度を上げる方法!

まずはping値を上げる方法を紹介します。

ping値を測定して50ms以上と(100以上なら絶対必要)なっていた場合、やるべきことは2つです。

1つ目は回線契約会社(プロバイダ)に問い合わせをする!

配線に問題があったり、接続している機器に問題がある場合はプロバイダに調べてもらえばわかるケースがあります。

ほとんどのプロバイダが、メールでも簡単に問い合わせ可能なのでping値が低いことを伝えて問題があるかどうか調べてもらいましょう。

2つ目はプロバイダを変更する!

プロバイダに調べてももらって問題ないと返事があったら、プロバイダを変更する事をおすすめします。

プロバイダを変更すると今まで使っていたメールアドレスが使えなくなってしまいますが、通信速度が遅いプロバイダといつまでも契約して通信トラブルを起こすよりはさっさとプロバイダを変更した方が良いと思います。

プロバイダが影響する回線速度は、地域との相性などがあるので一概にどのプロバイダが良いか言えませんが、地域によっておすすめのプロバイダを紹介します。

  • 関東  :NURO光
  • 関東以外:auひかり

これは回線速度を重視したおすすめプロバイダなので、月額料金など他に考慮する部分もあると思います。

ただ月額料金はどこもあまり差が無いので、プロバイダ契約は回線速度を重視して選んだ方が良いです。

プロバイダ NURO光 auひかり
通信速度 2Gbps/10Gbps 1Gbps/1Gbps
初期費用 40,000円 40,500円
月額費用 戸建て4,734円/集合住宅1,900円 戸建て5,600円/集合住宅4,300円

初期費用が高額ですが、既に回線を引いてある方は必要無く、新規で回線を引く方もキャンペーンなどを利用して実質0円で回線を引ける場合がほとんどです。

回線速度を上げる方法!

『Speedtest.net』を使って回線自体の回線速度とping値には問題なくて、PS4を有線でネット接続しているのに回線速度が遅い場合に考えられることはLANケーブルです。

LANケーブルは規格形状がポイントです。

規格はCat5e・Cat6・Cat6A・Cat7が現在流通していますが、最新規格のCat7が高速通信に完全対応したLANケーブルなので新しく購入する場合はCat7のLANケーブルを購入して下さい。

形状はスタンダード・フラット・極細・巻き取り・より線(柔らかい)などがありますが、一番通信が安定するのがスタンダードです。

PS4を設置する場所によってはフラットやより線が便利ですが、回線速度を安定させる目的にはスタンダードがおすすめです。

無線(Wi-Fi)接続で回線速度を上げる方法!

ここまでの説明で回線速度が速いプロバイダと契約して有線でPS4をネット接続するのは良い事を説明しましたが、それでも無線でネット接続したい方はWi-Fiルーター中継器がポイントです。

ゲーム機におすすめのWi-Fiルーターと無線環境はこちらで紹介していますので、参考にして下さい。

Wi-Fiルーターを変えずに中継器を使って回線速度を安定させる方法もありますが、そもそもWi-Fiルーターの回線速度が足りなりていないと中継器を使っても改善されません。

そして中継器を使って電波が届くようになっても回線速度は機器を挟むほどに回線速度は遅くなるので、ゲーム用の回線速度を改善する為に中継器はおすすめ出来ません。

中継器はスマホやタブレットでのネット接続用にWi-Fi電波の範囲を広げるために使うのが適しています。

安定した速度で通信プレイを楽しもう!

PS4のネット通信プレイでよく遊ぶ方は、出来るだけ有線接続でネット接続するのが好ましいです。

PS4のソフトは年々データ量が増加してきて、今後さらに早い通信速度が求められるようになると思います。

通信プレイで自分の通信環境が悪いと、一緒にプレイするプレイヤーにも迷惑をかけてしまって地雷扱いされる場合もあります。

楽しく通信プレイをする為に、快適な通信環境を整えていきましょう。

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